Q1:登坂車線を利用する具体的な速度の目安はありますか?
A1:明確な数値基準が全国一律で法制化されているわけではありませんが、実務上は「高速道路の最低速度である50km/hを下回る場合」や「周囲の走行車線の車速より明らかに遅く(おおむね60km/h未満)、後続車に追いつかれた場合」が進入の目安です。速やかに左ウインカーを出して登坂車線に退避し、後続車を安全に先行させることが推奨されます。
Q2:走行車線の車が遅いとき、登坂車線に入ってそのまま走り続けるのは合法ですか?
A2:車線変更を繰り返さず、登坂車線を法定速度(原則60km/h)内で一定区間走り続けた結果として本線の車より前に出る「追い抜き」の形であれば、直ちに追越し違反とはみなされない解釈もあります。ただし、登坂車線の終端で本線へ合流する際に前方車両の直前へ割り込めば実質的な追い越しと判断されるリスクが極めて高く、60km/hを超えていれば速度超過に問われます。実質的に取り締まりの対象となりやすいため、避けるのが賢明です。
Q3:登坂車線が途中で終わる場合、どちらがウインカーを出すべきですか?
A3:登坂車線を走っている側が右ウインカーを出して本線へ合流します。前述の通り優先権は本線の車両にあるため、本線側の走行を妨げないよう十分な減速または加速を行い、安全な車間距離が確保されたタイミングでスムーズに合流してください。