ジュニア年代におけるステップアップの指標となるのが、地域選抜制度であるトレーニングセンター(トレセン)です。世田谷区では、世田谷少年サッカー連盟および世田谷サッカー協会が主導し、U-11(小5)、U-12(小6)を中心に定期的な選考会を実施しています。
選考フローは段階的です。まず各所属チーム内からの推薦(学年ごとに数名枠)を受け、第5ブロック(世田谷区)選考会に参加。そこで選ばれた選手たちが「世田谷区選抜」として区市選抜招待大会(世田谷カップ等)を戦い、さらに優秀な選手が「東京都トレセン(地域トレセン・都トレセン)」へと推薦されます。
連盟の育成事業(「せたLabo」等のスキルアッププロジェクトを含む)に携わる指導者の証言によると、選考基準は「単に足元のリフティングが上手いか」ではなく、「プレッシャー下での判断スピード」「攻守の切り替えの強度」「味方と連動できるサッカーIQ」が極めて重視されます。セレクション突破を目指す家庭では、所属チームでの活動に加え、個の打開力を磨く専門スクールを併用するケースが標準化しています。