タンパク質の合成やホルモンの生成、さらにはDNAの修復に至るまで、細胞レベルでの代謝活動を陰で支える二大主役がマグネシウムと亜鉛だ。近年、栄養学・ミネラル生化学の分野において、これら2つのミネラルが単独ではなく相互に影響を及ぼし合うメカニズムの解明が急速に進んでいる。
世界最高峰の研究機関である米国国立衛生研究所(NIH)が公開した知見によると、マグネシウムは体内で300種類以上の酵素反応に関与し、亜鉛は免疫細胞の正常な機能や細胞分裂に不可欠とされる。両者を適切なバランスで同時摂取することで、神経系の安定や筋肉の弛緩がスムーズに行われ、単体での補給では到達できない相乗効果が発揮されるのだ。