芸能界において独自のポジションを確立している2人ですが、実際の年齢差は3歳です。中村雅俊は1951年2月生まれ、小日向文世は1954年1月生まれであり、ほぼ同世代として激動のエンターテインメント界を駆け抜けてきました。
キャリアの原点に目を向けると、中村雅俊は名門「文学座」の研究所を経てドラマ『われら青春!』で一躍トップスターへと駆け上がりました。一方の小日向文世は、串田和美が主宰した伝説の劇団「オンシアター自由劇場」で約20年間にわたり看板俳優として泥臭く舞台の腕を磨いた苦労人です。
歩んできたブレイクのルートは対照的でありながら、「70年代の熱狂的なアングラ・新劇ブームの中で芝居の基礎を叩き込まれた演劇人」という深い共通項が、2人の関係性の根底に確固たるリスペクトを生み出しています。