施工現場や電気管理技術者の視点から、レースウェイが選ばれる理由と注意すべき短所を検証します。
3大メリット:施工スピード・直線性・メンテナンス性
- 直線美と工数削減:親墨に合わせて吊りボルトを落とし、チャンネルをジョイント金具で繋ぐだけで、寸分の狂いもない美しい照明ラインが完成します。管を曲げて加工する配管工事に比べ、施工スピードは格段に上がります。
- 器具交換・回路変更の柔軟性:将来的なレイアウト変更で照明の増設や位置変更が必要になった場合でも、フタを外せば容易に電線の引き直しや結線作業が行えます。
- 高い機械的強度:鋼板製のため、工場や物流センターのようにフォークリフトの風圧や軽微な接触リスクがある環境でも、内部の配線をしっかりと守り抜きます。
知っておくべきデメリット:重量と結線スペースの制約
- 部材の重量と運搬の手間:定尺3m〜4mの鋼材であるため、狭小現場への搬入や高所作業時の取り回しには複数名での作業が求められます。
- 内部容積の限界:ケーブルラックと異なり断面積が限られているため、多回路の幹線を一気に通線すると電線占有率の制限に抵触します。大量の太いケーブルを通す用途には向きません。