長方形の箱の作り方を徹底解説!A4用紙や折り紙で頑丈&フタ付きも

長方形の箱の作り方を徹底解説!A4用紙や折り紙で頑丈&フタ付きも

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小物の保管やちょっとしたプレゼントを入れる際に重宝するのが、フタ付き長方形の箱の作り方です。しかし、読者から編集部へ寄せられる失敗談で圧倒的に多いのが「本体と同じサイズで折ったらフタが入らなかった」「逆にブカブカで持ち上げると外れてしまう」というクリアランスの設計ミスです。

紙には必ず「厚み」が存在します。箱を組み立てると、紙が重なり合う角や縁の部分でコンマ数ミリ単位の厚みが生じます。そのため、本体(身)とフタを重ね合わせるには、物理的な寸法差(クリアランス)をあらかじめ計算しておく必要があります。

文房具メーカーの設計データやペーパークラフトの標準規格に基づくと、ぴったり閉まる理想の寸法差は以下の計算式で導き出せます。

  • 普通紙・折り紙(厚さ約0.08〜0.1mm):フタ用の紙の一辺を本体よりプラス2mm〜3mm大きくカットする。
  • 画用紙・クラフト紙(厚さ約0.2〜0.25mm):フタ用の紙の一辺を本体よりプラス4mm〜5mm大きくカットする。
  • 同じサイズの正方形・長方形から折る場合:フタを折る際は、最初の折り込み位置や底面を決める角の折り込みを「基準線から1〜1.5mm外側(または手前)」にずらして折り筋をつけます。

折り紙1枚で作る長方形の箱をフタ付きにする場合は、同じサイズの紙を2枚用意し、底箱(身)を折る際に四隅の三角折りを少しだけ深く(1ミリ程度内側に)折り込むのがプロの裏技です。これにより、特別なカッター計測をしなくても、自動的にフタ側の容積がひと回り大きくなり、吸い付くように心地よく収まるフタが実現します。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。