SNSやネット掲示板で「歴代最高傑作」「神回」として語り継がれるネタには、ある共通項が存在します。それは「誰もがうっすら記憶にあるが、言語化されたことのなかった日常の一瞬」を過剰な純度で再現している点です。
代表的な例が、チェ・ジウやクォン・サンウ(チョ・ソンイル)をはじめとする韓国ドラマシリーズです。緊迫したシーンで突如大声をあげる感情の起伏や、不自然な場面転換のカメラワークを身体一つで再現し、スタジオを爆笑の渦に巻き込みました。
また、古賀シュウによる「なみだの操を歌う宮史郎の口元」や「高校野球中継の解説者」、横澤夏子による「ちょっとイラッとする音楽の先生」、さらには警察密着24時シリーズの「職務質問で急に態度が豹変する男」など、人間の細微な生態を切り取ったネタは、時代を超えて動画配信サービスやSNSの切り抜きで再評価され続けています。