スコッチヨーク機構の挙動は、高等数学を用いずとも極めてシンプルな計算式で完全に記述できます。クランク半径を $r$、角速度を $\omega$、時間 $t$(クランク角度 $\theta = \omega t$)と置いた場合、往復スライダの運動方程式は以下の通りです。
スライダークランク機構ではロッド長比に起因する2次以上の高調波成分(2次振動)が発生しますが、スコッチヨーク機構には高調波が存在しません。このため、慣性力のバランス取りが容易であり、振動試験装置や精密な往復駆動が求められる試験機において絶大な信頼を得ています。