独占欲に囚われている本自身も、強い不安や嫉妬に苛まれ、精神的に大きな苦痛を味わっています。この抑えきれない感情を根本から手放し、克服するための3つのステップを提示します。
ステップ1:感情をラベリングし「怒り」の奥にある「一次感情」を認める
独占欲が湧いたとき、人は往々にして「なんであんな奴と連絡を取るんだ」という怒り(二次感情)を表出させます。しかし、その奥底には必ず「寂しい」「自分を一番に見てほしい」「捨てられるのが怖い」という傷つきやすい一次感情が存在します。まずは自分の感情を否定せず、「私は今、相手を失うのが怖くて不安になっているのだ」と正確に言葉にして認知(ラベリング)してください。
ステップ2:「課題の分離」を行い、相手の領域に侵入しない
アドラー心理学の根幹である「課題の分離」を意識します。「相手が誰と会い、何を考え、誰を大切にするか」は相手の課題であり、あなたにはコントロールできません。あなたがコントロールできるのは「自分がどう生きるか」「相手をどう愛するか」だけです。相手の課題をコントロールしようとする傲慢さを自覚し、手放す覚悟を持つ必要があります。
ステップ3:依存先を分散させ「人生のポートフォリオ」を組む
精神科医や臨床心理士が一貫して指摘するように、自立とは「依存先を増やすこと」です。パートナーだけに向けられているエネルギーを、仕事、趣味、知的好奇心、友人関係、自己投資へと強制的に分散させます。相手と連絡が取れない時間こそ、自分自身の成長や楽しみに使える貴重なリソースであると捉え直すことが、結果的にあなた自身の魅力を高める最短ルートになります。