結婚から2年後の1984年、夫妻の間に長女が誕生しました。竹内まりやはこの時期、育児と家庭を最優先にするため、ライブ活動を原則として休止し、作家活動(他アーティストへの楽曲提供)を中心とするスタイルへシフトしました。この大胆な決断を後押ししたのも山下達郎であり、「家庭の安定があってこその音楽」という共通認識が二人の間に確立されていました。
成長した一人娘について、夫妻はプライバシー保護を徹底して公表を控えてきました。報道各社の取材データによると、娘は有名私立校を経て美術系の大学へ進学し、現在はイラストレーションやデザインといった美術・アート関連の専門職として自立した道を歩んでいます。親の威光を一切借りず、自らの才能でキャリアを築いている点に、夫妻の堅実な教育方針が色濃く反映されています。
目黒区の自宅周辺では、近隣住民による目撃談として「気取らない装いで買い物に出かける姿」や「散歩をしながら談笑する様子」がしばしば語られます。華やかなスポットライトを浴びるトップアーティストでありながら、家庭人としては極めて良識的で地に足のついた生活を送っていることが、息の長い創作活動を支える確固たる基盤となっています。