長島氏をめぐる「病気降板説」に拍車をかけたのが、2013年夏の『熱闘甲子園』キャスター卒業と、翌2014年1月のテレビ朝日退社でした。
一部の週刊誌などでは「体調不良に耐えかねて現場を離脱した」といった憶測も書かれましたが、実際の降板理由は番組のリニューアルと世代交代、そして何よりも家庭環境の変化でした。番組に関わり始めてから15年以上が経過し、後進のアナウンサーへバトンを繋ぐ適切なタイミングであったと同時に、高齢化が進む父・茂雄氏のリハビリサポートに割く時間を増やさざるを得ない段階に入っていたのです。
テレビ朝日退社理由についても、局員という立場上、組織の規律や勤務時間に縛られる働き方では、突発的な父の体調変化や通院・リハビリの付き添いに十分な対応ができないという現実的な問題がありました。独立してフリーランスの立場を取ることで、自らの裁量で仕事量をコントロールし、家族の介護とプロフェッショナルとしての活動を両立させる道を選んだという見方が最も自然です。