日本国内でも、自らの言葉で双極性障害の闘病を告白するタレントや文化人が増えてきました。かつてはタブー視されがちだった精神疾患の公表ですが、当事者が発信することで同じ悩みを抱える多くのファンに勇気を与えています。
タレントの泰葉は、長年にわたる気分の波と過酷な精神的苦痛を赤裸々に語り、双極性障害の当事者としてメディアで病状を明かした代表的な人物です。気分の高揚時に大きな行動を起こしてしまう躁状態と、深い自己嫌悪に陥るうつ状態のサイクルに苦しみながらも、自身のブログ等で治療経過を発信し続けました。
また、女優の遠野なぎこも、強迫性障害や摂食障害とともに情緒の激しい起伏と向き合ってきた過去を公表しています。テレビ番組での率直な語り口は、病気に対する世間の理解を深めるきっかけとなりました。ミュージシャンやドラマーとして世界的に活躍する屋敷豪太も双極性障害を公表し、自身の音楽活動と治療を両立させるライフスタイルを提示しています。