濱田龍臣が世間の注目を一手に集めたのは、2010年のことでした。当時9歳だった彼は、NHK大河ドラマ『龍馬伝』にて福山雅治演じる坂本龍馬の幼少時代を熱演。天真爛漫でありながら芯の強さを感じさせる演技は、視聴者の心を瞬く間に掴みました。
さらに同年に放送された実写ドラマ『怪物くん』(日本テレビ系)で、嵐の大野智演じる怪物太郎の相棒・市川ヒロシ役に抜擢されます。キャップを後ろかぶりにして愛嬌たっぷりに立ち回る姿は「可愛すぎる」と大きな話題を呼び、CMやバラエティ番組への出演依頼が殺到。同年のタレントCM起用社数ランキングでも上位に食い込むなど、まさに社会現象と言えるブームを巻き起こしました。
芸能関係者によると、当時の撮影現場では「台本の読み込みが早く、監督の意図を瞬時に汲み取る勘の良さ」が高く評価されていたといいます。単なるマスコット的な可愛らしさだけでなく、子役の枠を超えた集中力と表現力を持っていたことが、その後の息の長い活動の礎となりました。