二人の出会いは1992年にまで遡ります。当時、阪神タイガースの若きプリンスとして絶大な人気を誇っていた新庄剛志氏と、クラリオンガール準グランプリなどを経てモデルやタレントとして頭角を現していた大河内志保さん。テレビ番組や雑誌の共演を通じて言葉を交わした二人は、すぐに惹かれ合い、人目を避けるようにして真剣交際をスタートさせました。
華やかな芸能界とプロ野球界というスポットライトの真ん中にいながら、二人の交際期間は約8年という異例の長さに及びました。新庄氏のグラウンドでの活躍を陰で支え続けた大河内さんは、決して表に出しゃばることなく、アスリートのコンディション管理を徹底的に学び、手料理で体調を整え続けました。
そして2000年、新庄氏がニューヨーク・メッツへの移籍を決断し、日本人外野手として初のメジャーリーガーとなる運命の転換期に入籍を発表します。大河内さんは自身の芸能活動を実質的に休止し、単身異国の地へ乗り込む夫に同行。言葉も文化も異なるアメリカでの過酷な生活において、食事制限から精神的なケアまで文字通りの献身を注ぎ込み、新庄氏の「メジャーでの躍進」を支え切ったのです。