近江兄弟社高校の入試難易度を分析する上で外せないのが、複数コース制による偏差値帯の幅広さです。模試データや近年の動向を踏まえると、全体偏差値は40〜56程度に分布しています。
最上位に位置する普通科のアーツサイエンスクラスや国際コミュニケーション科(ICC)は偏差値53〜56前後を推移しており、国公立大学や難関私立大学を視野に入れる受験生が集まります。一方で、基礎学力の定着から多様な進路を目指すグローバルクラスなどは偏差値40台半ばから狙える設計となっており、学力レベルに応じた門戸の広さが特徴です。
近年の入試倍率・推薦基準に目を向けると、専願入試では中学校の推薦基準を満たすことで堅実な合格率を維持していますが、併願入試では県立上位校(膳所・彦根東・八幡東など)の滑り止め先としても選ばれるため、見かけ上の志願倍率が高めに出る傾向があります。確実な合格を狙うには、各コースが求める内申点基準の早期確認が欠かせません。