視点を世界に向けると、高校生世代の国際大会(WBSC U-18野球ワールドカップ)では、すでに厳密なコールドゲーム規定が運用されている。5回以降10点差以上の差がついた場合、試合は即座に終了する。これは国際規格として選手の健康維持と過度な疲労蓄積を防ぐために当然の措置とされているのだ。
日本の若き侍ジャパンたちも、世界大会に行けばこのルールのもとで戦う。にもかかわらず、国内の甲子園本大会だけが「特別ルール」として点数差コールドを排し続ける現状には、海外のメディアや関係者からも不思議な視線が注がれることがある。グローバルなスポーツの安全基準と、日本の伝統的な甲子園文化。このギャップをどう埋めるかが問われている。