プロジェクト始動の一報とともに、ファンの関心はプラダを着た悪魔の続編キャストがどうなるのかという一点に集中しました。米業界有力紙の報道によると、脚本には前作を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナ、プロデューサーにはウェンディ・フィネルマンが復帰交渉に入り、オリジナルスタッフの再集結が進められています。
役者陣の動向として、伝説的編集長ミランダ役のプラダを着た悪魔の続編におけるメリル・ストリープ、そして第1アシスタントとして強烈な存在感を放ったプラダを着た悪魔2のエミリー・ブラントの2名は、すでに前向きな姿勢を示していると報じられました。物語の主軸が「出版業界の衰退とラグジュアリーコングロマリットの台頭」へとシフトする中で、この2人の対決構図が企画の骨子となっているためです。
しかし、最大の焦点であり炎上の一因ともなったのが、プラダを着た悪魔2へのアン・ハサウェイの出演を巡る不透明な状況でした。アン・ハサウェイは過去の特別インタビューやトーク番組において、「あの映画はあの時代、物理的な雑誌が存在感を持っていた特別な時代だからこそ成立した」「続編を作るべきではないと思う」と度々公言していました。彼女自身が作品の完結性に強い敬意を払っていたからこそ、ネット上では「アンが出ないなら続編とは呼べない」「アンディ抜きで無理やり進めるのは冒涜だ」という憶測と反発が飛び交う事態となったのです。