Q1:1回目にかかった時と違う症状が出ることはありますか?
A1:大いにあり得ます。症状の違いは本人の免疫状態だけでなく、感染した変異株の組織親和性(鼻腔、咽頭、気管支などへの吸着しやすさ)に大きく左右されます。1回目は熱と倦怠感だけだった人が、2回目は激しい咽頭痛や胃腸症状(下痢・吐き気)に悩まされるケースは日常的に診られます。
Q2:前回の感染から1ヶ月しか経っていないのに陽性になりました。再感染ですか?
A2:発症から1ヶ月程度の場合、死滅したウイルスの残骸が鼻腔内に残って検査に反応する「再陽性」の可能性が極めて高くなります。ただし、解熱後に完全に治癒していたにもかかわらず、新たな発熱や急激な体調悪化を伴っている場合は、別系統の変異株に隙を突かれて再感染した可能性もゼロではないため、かかりつけ医への相談が必要です。
Q3:2回目の感染を防ぐために、ワクチンは打つべきですか?
A3:公衆衛生上、追加接種が強く推奨されています。自然感染のみで得られる抗体は個人差が激しく、変異株に対して脆弱な場合がありますが、感染歴のある人が最新株対応ワクチンを接種すると「ハイブリッド免疫」が形成され、再感染リスクおよび再感染時の重症化・後遺症リスクを大幅に低下させることが統計的に実証されています。
Q4:2回目の療養期間中、家族への家庭内感染を防ぐコツは何ですか?
A4:2回目であってもウイルス排出量は1回目と同等に多いため、対策を緩めてはなりません。発症から最低5日間は個室隔離を徹底し、食事は別室で取ること、トイレや洗面所などの共有スペース利用時は不織布マスクを装着し、使用後の換気と接触箇所のアルコール消毒を行うことが最も効果的です。