キュアピースこと黄瀬やよいがこれほどまでに愛される最大の要因は、計算し尽くされたかのような「守ってあげたい愛らしさ」と「真っ直ぐな人間味」の絶妙なバランスにあります。キャラクターデザインを手掛けた川村敏江氏による柔らかいタッチと、黄色を基調とした華やかなビジュアルは、初登場時から視聴者の心を鷲掴みにしました。
彼女の魅力は、単なるマスコット的な可愛らしさだけではありません。引っ込み思案で泣き虫、ちょっぴりドジでおっちょこちょいという等身大の弱さを抱えながらも、誰かのピンチには涙を拭って立ち上がる健気さを持っています。変身時の名乗りセリフ「ピカピカぴかりん じゃんけんポン♪ キュアピース!」で見せる屈託のない笑顔とポージングは、歴代シリーズの中でもトップクラスのキャッチーさを誇ります。
漫画を描くことが大好きでスーパーヒーローに憧れるという、少しオタク気質な一面もファンとの親近感を生みました。弱さを受け入れつつ一歩ずつ前へ進む姿こそが、幅広い層から支持される本質的な理由です。