清掃や張り替えを終えて網戸をサッシに戻す際にも、外す時と同じトラブルが待ち構えています。スムーズな開閉と気密性を担保するためには、復元手順と網戸戸車調整方法のセット作業が欠かせません。
網戸をレールに戻す際は、外した時と逆の順序を辿ります。外れ止めが完全に下がっていることを確認した上で、まず網戸の上部を上レールに深く差し込み、次に下部を持ち上げて戸車を下レールへ確実に載せます。このとき、戸車の溝がレールの突起にしっかりと乗っているか目視で確認してください。
レールに乗った後、忘れずに行うべきが「外れ止めを元の位置まで引き上げてネジを締め直す」ことです。樹脂プレートを指で上レールに触れる直前(隙間約1mm程度)まで押し上げ、ネジをしっかりと固定します。締め忘れると、次回の台風や突風時に網戸が飛ばされる原因になります。
もし戻した後に網戸がガタつく、あるいは窓を閉めた時にサッシ枠との間に隙間ができる場合は、網戸下部の側面に隠されている「戸車調整ネジ」を調整します。通常、側面下部には2つのネジがあり、下側が戸車昇降用、上側が枠の組み立て用です。下側の調整ネジを時計回りに回すと戸車が飛び出して網戸のその側の角が持ち上がり、反時計回りに回すと下がります。左右の高さを微調整してサッシと網戸が隙間なく平行に当たるように整えるのがプロの仕上げです。