ここ数年で最も顕著な地殻変動を見せているのが、アンダーヘアの脱毛です。バラエティ番組で千鳥のノブ氏や堀江貴文氏がVIO脱毛を完了したと告白し、大きな話題を呼びました。かつては女性特有のケアと捉えられていた領域に、大人の男性タレントたちがこぞって踏み切っています。
その背景にある強力な動機が、男性タレントのVIO脱毛と介護脱毛というキーワードです。白髪になると医療用レーザーのメラニン色素反応が弱まり、脱毛効果が得られにくくなるという医学的事実を知り、「黒い毛が残っている40代・50代のうちに終わらせておきたい」と駆け込むケースが急増しています。将来、自身が病気や高齢によって介護を受ける立場になった際、排泄介助を行う側への負担を最小限に抑えたいという他者配慮の意識が、大人の男性を突き動かしているのです。
また、日常生活における衛生面の快適さも決定打となっています。夏場の蒸れや排泄後の拭き取り残しによる肌荒れ、下着の中に抜け毛が落ちるストレスから完全に解放される恩恵は、一度体験すると元には戻れないと語られています。芸能界におけるサウナブームも手伝い、水着や全裸になる場での身だしなみとして、VIOの処理はもはや特別なことではなくなりました。