『幽幻道士』や『来来!キョンシーズ』の魅力は、子供たちを温かく見守り、時にコミカルに、時に厳格にキョンシーと戦った大人キャストたちの名演なくしては語れません。
子供たちの良き師匠であり育ての親でもあった金おじいさんを演じた金塗(キン・コー)は、その慈愛に満ちた笑顔で日本のファンからも絶大な支持を集めました。数々の台湾映画を支えた名脇役でしたが、2001年5月に肝臓がんのため惜しまれつつこの世を去りました。彼が残した温もりある道士像は、作品の中で永遠に生き続けています。
また、テンテンの実父であり、作品のプロデューサーや監督を務めた劉尚謙(リュウ・シャンチェン)も、台湾映画界の重鎮として長年シーンを牽引しました。こうした名優・スタッフ陣の情熱があったからこそ、何十年経っても色褪せない傑作が生まれたと言えます。