作中で千空やクロムから頻繁に「雌ライオン」「ゴリラ」と揶揄されるコハクですが、その並外れた戦闘力には胸を打つ理由があります。病弱だった姉・ルリの命を繋ぐため、毎日山奥の温泉から重たい大樽で湯を汲み運び続けた過酷な日々が、彼女の驚異的な体幹と脚力を育て上げました。
石神村御前試合では村の猛者であるマグマを技術とスピードで手玉に取り、司帝国の精鋭部隊との戦闘でも獅子王司の鋭い攻撃を紙一重で回避。パワー一辺倒ではなく、状況判断力とアクロバティックな身のこなしを併せ持つ「技術派のスピードファイター」として確立されています。
姉のルリを誰よりも深く愛し、姉の生存のためなら自らの女性性や立場を二の次にして身体を鍛え上げたその献身こそが、コハクの根底にある最大の美点と言えます。