ゴミ箱の容量や分別スペースが限られる一人暮らしにおけるラーメンの汁の捨て方として定評があるのが、牛乳パックを使った廃油処理の応用テクニックです。飲み終わった紙パックの上部を開き、中にくしゃくしゃにした新聞紙や使い古した布きれ、ちぎった段ボールなどを詰め込みます。そこにスープを流し込み、開口部をガムテープ等でしっかりと密封すれば、嫌な臭いを外部に漏らすことなく清潔に処理できます。
また、昨今利用者が急増しているソロキャンプやファミリーキャンプの現場でも、カップラーメンの残り汁をキャンプ場の炊事場や地面に捨てる行為が大きな環境問題として指摘されています。自然の土壌や側溝に塩分や油分の強いスープを流すと、土壌微生物のバランスが崩れるだけでなく、野生動物(カラス、タヌキ、クマなど)を引き寄せる深刻な原因となります。
炊事場が整備された高規格キャンプ場であっても、家庭用以上の強力な油水分離設備を備えているわけではありません。アウトドアシーンでは、100円ショップやECモールで入手可能な残汁処理専用の凝固剤(高吸水性ポリマー)を常備し、その場でゼリー状に固めてゴミ袋に回収するのがキャンパーとしての必須マナーです。