「オワコン」とは、「終わったコンテンツ」を省略したネットスラングです。ブームのピークを過ぎて人気が下火になったアニメ、マンガ、ゲーム、Webサービス、あるいは流行が去ったタレントや特定のジャンル全般を指し示す言葉として広く認知されています。
その語源を遡ると、2010年頃の匿名掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」に行き当たります。当時、社会現象的な大ヒットを記録していた深夜アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』などの関連スレッドにおいて、続編の展開遅延やグッズ展開の失速を指摘するファンが「この作品はもう終わったコンテンツだ」と書き込み、それが瞬く間に短縮形となって広まったのが起源とされています。
2011年には『ネット流行語大賞』で第5位にランクインし、サブカルチャーの枠を飛び出して一般的なネットユーザーの間でも爆発的に普及しました。当時の掲示板ログや関連フォーラムの記録を検証すると、当初は「過度な商業主義への失望」や「全盛期との落差に対するファンの嘆き」といった文脈で用いられていたことが確認できます。