名古屋駅から新大阪駅を結ぶ東海道新幹線において、基本となる鉄道運賃・料金の構成は極めて明快だ。乗車券(運賃)と特急券(料金)の合算で計算されるが、選ぶ座席の種別によって支払額は明確に分かれる。
通常期における「のぞみ」指定席は片道6,680円前後。これに対し、自由席を選べば5,940円と、片道だけで740円ほど安くなる。往復なら約1,500円の浮きが出る計算だ。さらに「ひかり」や「こだま」の指定席は、「のぞみ」指定席より約200円低く設定されている。
所要時間わずか50分前後の移動において、この差額を指定席の安心感に払うか、自由席で節約に充てるかは利用者の永遠のテーマだ。平日のラッシュアワーを避ければ自由席でも着席できる確率は高く、コスト重視派には依然として自由席が根強い支持を集めている。