2026年現在におけるAcid Black Cherryの動向を追う上で、避けて通れないのが2017年8月に発表された無期限活動休止の経緯です。当時、デビュー10周年を記念した待望のスピンオフアルバム『Acid BLOOD Cherry』を引っ提げた全国ツアー「2017 tour Blood History “B.C.pt+”」の開催直前、突如として全公演の中止と活動休止がアナウンスされました。
公式発表で明かされた活動休止の理由は、長年の過酷なライブパフォーマンスに起因する頚椎損傷およびそれに伴う腕の痺れ、全身の激しい痛みでした。激しいヘッドバンギングをトレードマークとしていたyasuの首と背骨は限界を超えており、医師から「このまま歌唱やステージを続ければ、日常生活すら困難になる」という最後通告を受けたことが決定打となりました。
休止から長い年月が経過した2026年最新の状況においても、所属事務所アップライズ・プロダクトやアップライズ・レコードから公式の活動再開アナウンスは出されていません。しかし、プロジェクトの解散や公式な引退宣言は一度も行われておらず、権利関係やオフィシャルサイトのドメインは厳格に維持管理されています。これは、運営サイドと本人が今なお「復帰への意志」を捨てていない明白な証拠です。