街中やSNSで見かけない日はないほど大ヒットしているミディアムレイヤー。その最大の魅力は、ベースの長さを大きく変えずに劇的なイメチェンが叶うという点にあります。毛先に重さを残した従来の重めボブやワンレンミディアムに比べ、表面や顔まわりに段差をつけることで、空気を含んだような柔らかい毛流れが瞬時に生まれます。
トレンドの背景には、エフォートレス(肩肘張らない自然体)な美しさを求める空気感があります。かつて流行したハイレイヤーのように毛先を極端にすくのではなく、ベースの厚みを適度に残しながら表面をふんわり動かすカットが2026年のスタンダードです。これにより、髪にツヤ感を保ちつつ、巻いたときにもストレートのときにも洗練された陰影が宿ります。
さらに、オフィスや学校などの規定で明るい髪色にできない層を中心に、オリーブグレージュやブルーアッシュなどの暗髪透明感カラーと組み合わせるスタイルが爆発的な人気を博しています。重く見えがちなダークトーンでも、レイヤーが光を通すことで透け感が生まれ、洗練された都会的なニュアンスが手に入ります。