オルビスヘアミルク 成分解析を行うと、安価なアウトバストリートメントにありがちな「シリコーンによる表面的な手触りの演出」に依存しない、極めて理論的な処方が浮かび上がってきます。
本品の主骨格を成すのは、毛髪との親和性が高いアミノ酸系浸透補修成分と、水分を抱え込む高保水ヒアルロン酸です。これらの微細な成分が、ダメージによってキューティクルが開き、CMC(細胞間脂質)が流出した毛髪内部へ素早くアプローチします。塗布した瞬間にサラッとしたテクスチャーへ変化する「浸透型テクスチャー」は、水相と油相のバランスが極めて綿密に計算されている証拠です。
特筆すべきは、ドライヤーの熱に反応して毛髪を保護する「ヒートプロテイン」の配合です。熱ダメージを単に防御するだけでなく、ブロー時の熱を味方につけて擬似的な保護膜を形成するため、乾かした後の髪にシルクのようななめらかさとまとまりが生まれます。