Q1:見つけた虫に思わず市販の殺虫スプレーを吹きかけてしまいました。どうすればいいですか?
A1:直ちにスプレーの使用を中止してください。死骸は掃除機で吸い取るかティッシュで回収し、数匹をセロハンテープに軽く貼り付けて保管しておきます。この検体が、後にプロが正確な虫の種類(同定)を判断するための決定的な証拠となります。もしシロアリだった場合、警戒して一時的に潜伏するため、1〜2週間以内に専門業者へ床下調査を依頼するのが賢明です。
Q2:羽アリを見かけたわけではなく、羽だけがパラパラと落ちていました。これだけで判断できますか?
A2:羽だけでも十分に判断可能です。長さが前後ともほぼ均等(約6〜8mm程度)で、網目状の細かい翅脈(しみゃく)がある羽が散乱しているなら、シロアリの羽アリが飛来・脱落した可能性が極めて濃厚です。黒アリの羽は前羽が明らかに長く、自然にポロポロと落ちることは稀です。
Q3:真冬なのに家の中で白い虫を見かけました。シロアリが活動しているのでしょうか?
A3:暖房が行き届いた現代の高気密・高断熱住宅では、冬場であっても床下や壁体内のシロアリが休眠せずに活動を続ける事例が確認されています。ただし、白くて1mm前後の極小サイズであれば、暖房と加湿器による結露を好んで繁殖したチャタテムシの可能性も高いため、ルーペ等で体型(ずん胴か、頭部が大きいか)を確認してください。
Q4:賃貸アパートやマンションで見つけた場合、駆除費用は入居者負担になりますか?
A4:建物の躯体維持に関わる問題であるため、原則として大家や管理会社の費用負担で調査・修繕が行われます。入居者が勝手に民間業者を手配して施工するとトラブルの原因になるため、見つけた虫の特徴を写真や現物で記録し、速やかに管理会社へ「シロアリと思われる虫が発生した」と連絡を入れてください。