9階の実物大展示を満喫した後に続く8階フロアでは、「モダン大阪」をテーマに明治・大正・昭和の住まいと暮らしの変遷が紹介されています。ここでひときわ目を引くのが、緻密に作り込まれた江戸時代のジオラマ模型と近代都市大阪のパノラマ展示です。
天神祭の船渡御の賑わいや心斎橋筋商店街の変遷、大正期の近代長屋から昭和の団地暮らしに至るまで、当時の人々の息遣いが伝わる模型がズラリと並びます。一部のジオラマにはからくり仕掛けや照明演出が施されており、ミニチュアの世界を通じて大阪がたどった近代化の歩みを立体的に学べます。
実物大フロアの圧倒的な没入感と、8階展示の学術的で精緻な資料性が組み合わさることで、単なる観光スポットにとどまらない深い知的好奇心を満たしてくれます。