二人の出会いは、互いが所属していた大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」の現場に遡る。若手芸人たちがしのぎを削る熱気の中で、二人は接点を深めていった。
恵俊彰は当時、石塚英彦とお笑いコンビ「ホンジャマカ」を結成し、斬新なコントスタイルで若者からの絶大な支持を集め始めていた。同じ事務所の同業として楽屋やライブ現場を共にする中、松本美貴の細やかな気配りと誠実な人柄に恵が惹かれたのは自然な流れだった。同じ笑いの世界に身を置く者同士、言葉にせずとも伝わる苦労の共有が、二人の絆を揺るぎないものへと育てていったのだ。数年の交際期間を経て、二人は1996年にゴールインを迎える。