レシピを検索する際、「砂ずりポン酢」と「砂肝ポン酢」の表記揺れに戸惑う声が散見されます。結論から言えば、砂肝ポン酢との違いは生物学的な部位の差異ではなく、東西の食文化・方言の違いに過ぎません。
鶏には歯がないため、飲み込んだ穀物や小石を筋胃と呼ばれる胃袋ですり潰して消化します。この「砂を擦り合わせて消化する器官」という機能に着目した西日本(主に関西・九州)では「砂ずり」と呼ばれ、砂を溜める肝臓のような内臓という認識を持った東日本(主に関東・東北)では「砂肝」と名付けられました。どちらも全く同一の部位であり、肉質や調理法に差はありません。
栄養面においては、現代のヘルシー志向に極めて合致したスペックを誇ります。文部科学省「日本食品標準成分表」の公表データに基づき、他部位と比較した数値を以下にまとめました。
このように、砂ずりポン酢のカロリー糖質は、ダイエット中や筋力トレーニング中のおつまみとして理想的な数値を記録しています。ポン酢自体も大さじ1杯あたり約10kcal、糖質約2gと低いため、罪悪感なく楽しめる晩酌の代表格です。