浦上は、東福山市役所に潜伏する寄生生物集団の掃討作戦において、警察および自衛隊に協力する形で初登場した指名手配中の凶悪な快楽殺人犯です。
彼の異常性は、単に法を犯したというレベルに留まりません。「人を殺して解体すること」に至上の快感を抱き、多数の無実な市民を手にかけてきた純粋なサイコパスとして描かれています。倫理観や道徳心は完全に欠落しており、自らの殺人衝動を隠すことすら楽しんでいるような狂気をまとっています。
メディアミックスにおいてもその存在感は際立っており、実写映画版『寄生獣 完結編』では俳優の新井浩文が怪演を見せ、原作の持つ乾いた不気味さを見事に体現しました。また、テレビアニメ『寄生獣 セイの格率』では声優の吉野裕行が声を担当し、軽薄さと底知れぬ狂気が同居した迫真の演技で視聴者を戦慄させました。