外見のスマートさで優位に立つボクサーですが、ヘルスケアの観点からは異なる側面が浮き彫りになっています。注目されているのが、下着の温度と男性機能への影響です。ハーバード大学公衆衛生大学院の大規模調査をはじめとする医学的知見では、日常的にトランクスなどのゆったりした下着を着用している男性の方が、密着度の高い下着を着用している男性に比べて精子濃度や総精子数が有意に高いというデータが報告されています。
精巣は熱に弱く、体温より2〜3度低い状態が理想とされています。フィット感の強いボクサーパンツを長時間着用すると、睾丸が体幹部に密着して温度が上昇しやすくなります。さらに、ウエストや太もも付け根の強いゴムバンドは、締め付け感による血流への影響を招き、鼠蹊部のリンパや血行を滞らせる要因にもなり得ます。
妊活中の方やデスクワークで長時間座りっぱなしになるビジネスパーソンにとっては、放熱性と血流の確保は無視できない重要なテーマです。