北海道は広大なため、訪れるエリアによって路面コンディションは劇的に異なります。
道央に位置する札幌の3月の雪解けは、中旬以降に本格化します。日中の気温上昇によって歩道の雪が溶け、夕方から早朝にかけて再びカチカチに凍りつく「ツルツル路面」が多発します。大通公園や繁華街のススキノ周辺では、雪解け水による深い水たまりと泥跳ねが頻発するため、歩行時の足元には特別な注意が必要です。
一方、比較的温暖とされる道南エリアでも、函館の3月の路面凍結は非常に厄介です。坂道が多い函館市街地(八幡坂など)では、日中に溶けた雪が夜間に薄氷となる「ブラックアイスバーン」を形成し、転倒事故が多発します。
なお、旭川や富良野などの道北、知床や網走などの道東エリアは、3月下旬であっても氷点下10度以下まで冷え込む日があり、完全な冬仕様の装備が欠かせません。