コストコを普段から利用している人ほど、「なぜ他社がコストコの商品を堂々と並べて商売できるのか」「転売行為として違法にならないのか」という疑問を抱きがちです。結論から言えば、この業態は法的に完全にクリーンなビジネスモデルとして成立しています。
最大手ホールセールであるコストコ(Costco Wholesale)は、創業当初から一般消費者だけでなく「小規模事業者への卸売」を想定した会員制倉庫型店舗として設計されています。コストコ公式の規約上も、会員が購入した商品を第三者に再販売(リセール)する行為は明確に認められています。つまり、コストレマートの運営企業はコストコから正式に商品を「仕入れ」、自社の店頭で再販売しているにすぎません。
コストレマートを利用する最大のメリットは、年間5,280円(ゴールドスター会員・税込)の年会費を支払う必要が一切ない点にあります。コストコ本家は年会費収入を原資とすることで、商品原価ギリギリの低価格を実現していますが、年に数回しか利用しないライトユーザーにとって、毎年の会員更新費は決して小さな出費ではありません。コストレマートは、この「会員資格の維持コスト」と「遠方までの移動負担」を肩代わりする代行サービスとしての機能を果たしているのです。