紙による摩擦を避けようとして、シャワートイレの温水洗浄機能を頼りすぎるのも考えものだ。TOTO株式会社などの設備メーカーが快適な製品開発を進める一方で、衛生用品業界や医療界からは「水圧と使用時間」に対する正しい理解の啓発が求められている。
強すぎる水圧で長時間洗い流すと、皮膚を守る必要な皮脂膜まで流されてしまい、かえって乾燥や痒みを引き起こす。温水洗浄便座を使用する際は、「水圧は弱〜中」「時間は数秒程度」「最後は柔らかい紙で水分を優しく押さえて吸い取る」というプロセスを徹底したい。洗えば洗うほど清潔になるという誤解を捨てることが、健全な局所環境を守る鍵となる。