湘南・逗子や東京・田園調布のイメージが強い石原家ですが、その原点となるルーツは愛媛県八幡浜市にあります。
慎太郎・裕次郎兄弟の父・石原潔氏は、愛媛県八幡浜の旧家に生まれました。潔氏は当時の二大海運会社の一つであった「山下汽船」(現在の商船三井の源流企業の一つ)に入社し、叩き上げの実力で重役にまで上り詰めました。山下汽船の創業者である山下亀三郎氏も同じ愛媛県の出身であり、潔氏はその右腕として神戸、北海道・小樽、神奈川・逗子へと拠点を移しながら活躍しました。
慎太郎氏の幼少期に培われた海への愛着やヨットへの情熱は、まさに海運ビジネスに命を懸けた父・潔氏の遺伝子を受け継いだものです。八幡浜市には現在も石原家の記念碑やゆかりの場所が点在しており、一族の歴史を語るうえで欠かせない聖地として語り継がれています。