顔がピリピリ痛む原因は?帯状疱疹や神経痛を疑う危険なサインと対処法

顔がピリピリ痛む原因は?帯状疱疹や神経痛を疑う危険なサインと対処法

顔がピリピリ痛む原因は?帯状疱疹や神経痛を疑う危険なサインと対処法について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

顔の違和感を覚えた当日、受診までの間に自宅で行うべき応急処置には明確な鉄則があります。何よりも優先すべきは「刺激の完全遮断」です。

第一に、使用しているスキンケア用品の点数を直ちに減らしてください。クレンジングや洗顔料は摩擦を起こさないようたっぷりの泡で撫でるだけに留め、化粧水や乳液、美白美容液などの使用は一時休止します。洗顔後は、刺激の極めて少ない精製された白色ワセリン(サンホワイトなど)を手のひらで温めて薄く伸ばし、皮膚の上に保護膜を張るだけに留めるのが安全です。

第二に、患部の自己判断による「温め」や「冷却」は避けてください。血行を促進しようと熱い蒸しタオルを当てたり、長風呂に入ったりすると、帯状疱疹の炎症を急激に悪化させる危険性があります。逆にアイスパックなどで極端に冷やす行為も、末梢神経を過敏にさせ、三叉神経痛の発作を助長する恐れがあります。患部は常温を保ち、触らないことが原則です。

病院へ今すぐ行くべき人と、様子見が許容される人の境界線

受診の緊急性を判断するための指標を提示します。以下の「即時受診グループ」に1つでも該当する場合は、明日の朝を待たずに医療機関へ足を運んでください。

▼今すぐ受診が必要な危険サイン(自己対処不可)
・痛みが顔の「右側だけ」あるいは「左側だけ」に局在している
・額から目の周り、鼻の頭にかけてピリピリとした痛みが走っている(角膜ヘルペスによる失明リスクあり)
・ピリピリ感とともに耳の周囲に強い痛みがある、または音が響く・めまいがする
・触れただけで飛び上がるほどの鋭い痛みが断続的に走る
・数日前にピリピリしていた場所に、わずかでも赤い斑点や水ぶくれが出てきた

▼低刺激保湿を行い数日間経過観察してもよい状態
・痛みが顔の両側に均等に広がっており、乾燥感やつっぱり感が主因と感じられる
・刺激の強い化粧品を使用した直後から始まり、洗い流せば落ち着く
・電撃痛やズキズキとした拍動性の痛みはなく、入念なワセリン保護で不快感が和らぐ

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。