2026年3月、静岡第一テレビの看板番組『まるごと』などを通じて絶大な人気を誇っていた鳥越佳那が退社を発表した際、SNSやネット上では「電撃結婚か」「旦那さんの転勤に伴う退社ではないか」といった臆測が飛び交いました。地方局の人気女子アナが20代後半で退社する場合、結婚を機とするケースが定番化していたためです。
しかし、退社時の挨拶やその後の本人の手記、メディアインタビューで語られた真相は、そうした巷の噂とは全く異なるものでした。退社の引き金となったのは、コロナ禍を機に自身のキャリアと人生を見つめ直し、「自分の手で本当に好きな価値を世の中に届けたい」という強い自立心と探究心でした。
静岡第一テレビ時代、情報番組のロケや企画で数多くの生産者や職人と触れ合う中で、地方の第一次産業が抱える課題や魅力の伝え方に強い関心を抱くようになったと関係者は語ります。安定した放送局員という立場に甘んじることなく、実家のルーツであるさつまいもの可能性に賭け、自らの名前で社会にインパクトを与える道を選んだというのが、電撃退社の真実です。