大手住宅情報サイトSUUMOの最新掲載データを見渡すと、東西線沿線における行徳のコストパフォーマンスの高さが際立つ。浦安や葛西の1LDK相場が12万円を超えるケースが増加するなか、行徳周辺では10万円前後の良質な物件がまだ見つかる。ファミリー向けの2LDK〜3LDKであっても、築浅マンションが14万〜16万円前後で推移している。
駅前で店舗を構える不動産業関係者はこう証言する。「都内の家賃高騰に耐えかねた単身者や共働き子育て層が、驚くほどのスピードで流入しています。物件が出ても数日で申し込みが入る状況が続いており、賃料相場は今後さらに底上げされる可能性が高いです」。手頃さと利便性のバランスが取れた“穴場”としての時間は、そう長く残されていないかもしれない。