彼女の歩みを振り返る上で、映画『NANA』での鮮烈なインパクトを外すことはできない。パンクロックのカリスマ・大崎ナナ役を熱演し、日本中を沸かせたあの頃から、彼女の鋭利で美しい存在感は揺らいでいない。歌手としてだけでなく女優としても多大な実績を残してきた経験が、立ち姿ひとつにも深みと圧倒的なオーラをもたらしている。
スクリーンで見せた凛とした佇まいは、今回のビジュアル表現にも色濃く反映されている。ただ細いだけではない、生き様がそのまま美しいシルエットになったかのような存在感。それこそが、彼女が表現者として唯一無二と評される理由だ。