Q1:健康診断で「期外収縮」や「右脚ブロック」と出ましたが、すぐに受診すべきですか?
A1:自覚症状(動悸・めまい・胸痛など)がなく、単発の期外収縮や不完全・完全右脚ブロックであれば緊急性は低いケースが一般的です。ただし、頻繁に脈が飛ぶ感覚がある場合や、過去に心疾患の既往がある場合は、ホルター心電図や心エコーによる精密検査を受けることが推奨されます。
Q2:心房細動と心室細動は名前が似ていますが、何が決定的に違うのですか?
A2:決定的な違いは「心臓が血液を送り出せているかどうか」です。心房細動は心房の震えにとどまり心室は動いているため即座の心停止にはなりませんが、心室細動は血液を全身に送り出す心室自体が痙攣してポンプ機能がゼロになるため、数秒で意識を失う致命的な状態となります。
Q3:心電図の異常波形を見分ける際、看護師や現場スタッフが最初に見るべきポイントは?
A3:第一に「QRS波の幅が広いか狭いか(ワイドQRSかナローQRSか)」、第二に「R-R間隔が整か不整か」を確認します。ワイドQRSは心室由来の危険な不整脈や重度の伝導障害を示唆し、脈拍の触知やバイタルサインの同時確認が即座に必要となります。