深視力は筋力や感覚と同様、日々の継続的なエクササイズによって鍛えることが可能です。免許センターに行く前の2〜3週間、以下の自宅トレーニングを実践することで合格率を飛躍的に高めることができます。
1. 遠近交互フォーカストレーニング
親指を顔の前20cmの位置に立て、もう一方の目印として3〜5メートル先にあるカレンダーや時計を見ます。親指にピントを合わせて2秒静止、次に奥の目標物にピントを素早く切り替えて2秒静止します。これを1日20往復行います。これにより、毛様体筋の柔軟性が回復し、動く棒のピント合わせがスムーズになります。
2. 両眼視・輻輳(ふくそう)トレーニング(ペン寄せ運動)
ペンの先端を目の高さで持ち、腕を伸ばした状態から鼻先に向けてゆっくりと近づけます。ペンの先端が2重に見えずに1本に見え続ける限界(鼻先約5〜7cm)まで近づけたら、元の位置に戻します。これを1日10回繰り返します。左右の目を均等に内側へ寄せる筋力を鍛え、立体視の精度を極限まで研ぎ澄まします。
3. 深視力トレーニングアプリ・立体視(ステレオグラム)の活用
スマートフォン向けに配信されている「深視力トレーニングアプリ」や「3Dステレオグラム画像」を活用するのも極めて有効です。画面上の平行法(寄り目ではなく遠くを見る視線)や交差法(寄り目の視線)を使って浮き上がる立体像を捉える訓練を行うことで、脳の視覚野が刺激され、奥行きの知覚感度が向上します。