テレビシリーズ最終話において、鹿目まどかが「すべての魔女を生まれる前に消し去る」という概念(円環の理)へと昇格したことで、魔女化という因果から解き放たれる救済がもたらされました。さやかは魔女になる直前、まどかによって導かれ、安らかな眠りにつく結末を迎えます。
しかし、彼女の物語はそこで終わりませんでした。『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』では、円環の理の使者として百江なぎさと共に登場。かつての未熟さは影を潜め、自らの魔女の力(オクタヴィア)を完全に使役する頼もしい戦士へと覚醒を遂げていました。
暁美ほむらの偽りの結界内において、記憶を保持したまま潜入し、華麗な二刀流剣術と召喚魔法を駆使してほむらの救出に奮闘する姿は、テレビシリーズからの大きな精神的成長を感じさせました。「後悔なんて、あるわけない」と胸を張る彼女は、自らの過ちと運命を肯定できる強さを手に入れていたのです。