ボックス買いの最大のメリットは、選んだ馬の組み合わせを漏れなく押さえられる点にあります。しかし、直感的に頭数を1頭増やしただけで、購入点数が掛け算式に跳ね上がる構造を正しく理解していなければ、資金はあっという間に底をつきます。JRA馬券ボックス点数計算の数学的ルールと、主要券種の買い目一覧を把握することがリスク管理の第一歩です。
数学的な観点から見ると、着順を考慮しない「馬連・三連複」は数学の「組み合わせ(Combination: $_n\mathrm{C}_r$)」、着順が問われる「馬単・三連単」は「順列(Permutation: $_n\mathrm{P}_r$)」の公式で算出されます。
具体例として、最も点数の計算が膨らみやすい三連単ボックス計算方法を見てみましょう。選んだ頭数を$n$とした場合、計算式は「$n \times (n - 1) \times (n - 2)$通り」となります。たとえば5頭を選んだ場合、$5 \times 4 \times 3 = 60$点となりますが、わずか1頭追加して6頭にするだけで$6 \times 5 \times 4 = 120$点と、投資金は一気に2倍に跳ね上がります。
以下の馬券ボックス買い点数早見表で、頭数ごとの点数推移を正確に確認してください。
※1点あたり100円購入時の最低必要資金。
三連単で7頭ボックスを購入した場合、買い目は実に210点(21,000円)に達します。仮に1番人気〜7番人気をそのまま購入して上位人気で決着した場合、配当が数千円にとどまり、的中したにもかかわらず1万円以上の大赤字を抱える事態が現実として頻発します。