突然の閉店劇の後、ファンの間では「どこかが事業承継して営業再開するのではないか」というかすかな期待も囁かれました。しかし、結論から言えば好文堂書店としての営業再開は実現していません。
破産管財人による資産整理および破産手続きが法的に進められ、会社組織としての好文堂書店は完全に清算されました。書店経営の利幅の薄さや紙媒体を取り巻く厳しい市場環境を考慮すると、同規模での単独再建を引き受けるスポンサーの獲得は極めて困難であったのが実情です。長崎の活字文化を担った拠点は、名実ともにその長い歴史にピリオドを打ちました。