現地を訪れた旅行者が直面する最大のハプニングが、「マーライオンの口から水が出ていない」という現象です。故障したのではないかと不安になる声も多いですが、これには明確な理由が存在します。
水が止まる最大の理由は定期的なクリーニングと修繕メンテナンスです。シンガポールは熱帯モンスーン気候特有の激しいスコールや強い紫外線、潮風に常に晒されています。高さ8.6メートル、重さ70トンにも及ぶ石灰岩調の巨体を純白に保つため、シンガポール政府観光局(STB)は数年に一度、数週間から数カ月にわたる大規模な足場を組んだ修復工事を実施しています。
また、短時間だけ水が止まるケースとしては、落雷防止システムの作動や噴水ポンプのフィルター清掃、マリーナ湾内の潮位調整などが挙げられます。旅行日程が決まった段階で、シンガポール政府観光局の公式サイト(VisitSingapore)の施設お知らせ情報をチェックしておくと、足場に囲まれたマーライオンに遭遇するリスクを回避できます。