Q1:トゲが見えているのにピンセットでどうしても掴めません。どうすればいいですか?
A1:無理にピンセットを押し付けると、トゲをさらに深部へ押し込んでしまいます。まずは5円玉の穴を患部に強く押し当てて皮膚を盛り上がらせ、トゲの頭を浮き上がらせてください。それでも掴めない場合は、重曹ペーストを塗って数時間放置し、角質を軟化させてトゲが自然に押し出されるのを待つのが安全です。
Q2:トゲが途中で折れてしまい、皮膚の中に黒い点だけが残ってしまいました。
A2:トゲが完全に皮膚の内部に埋没した状態です。消毒していない針で皮膚を深くほじくると組織を傷つけ感染の原因になります。患部を水道水と石鹸で清潔にし、絆創膏を貼って保護した上で、翌日皮膚科または形成外科を受診してください。医療機関であれば局所麻酔下で痛みを伴わずに短時間で摘出可能です。
Q3:針やピンセットをライターの火で炙って消毒しても大丈夫ですか?
A3:おすすめできません。直火で炙ると金属表面に炭素(煤)が付着し、それが皮膚組織に入り込んで黒い色素沈着(外傷性刺青)として残ってしまう恐れがあります。器具の消毒には、70%以上の消毒用エタノールを含ませた脱脂綿で拭くか、熱湯による数分間の煮沸消毒を行ってください。
Q4:トゲが無事に抜けた後のアフターケアはどのようにすべきですか?
A4:トゲが抜けた後は、傷口を流水と石鹸で優しく洗い流し、残存した雑菌を洗い流します。その後、市販の消毒液または抗生物質入り軟膏を薄く塗り、清潔な絆創膏で保護してください。処置後2〜3日経過しても患部に赤みや腫れ、ズキズキとした痛みが現れる場合は、破片の取り残しや細菌感染が疑われるため速やかに皮膚科を受診してください。